将棋部 全国中学生選抜将棋選手権都大会優勝&文部科学大臣杯中学将棋団体戦東日本大会進出のご報告
2025.07.02
6月8日(日)に行われた第46回全国中学生選抜将棋選手権の東京都大会において、中3生が優勝し東京都代表となりました。5月11日(日)に行われた中学生将棋名人戦に続き、都大会連続優勝ということになります。また、6月15日(日)に行われた第21回文部科学大臣杯中学将棋団体戦において、海城から参加したチームが勝ち進み、東日本大会への出場権を得ました。
選抜将棋選手権の東京都大会、男子の部の参加者は53人で、代表枠は2人でした。中学生将棋名人戦都大会優勝の勢いそのままに、苦しい将棋も逆転して海城の中3生がみごと優勝を勝ちとりました。もう一つのブロックでも海城の中2生が準決勝まで進出しており、代表枠を海城勢が独占する展開が一瞬頭をかすめる程の活躍を見せてくれました。全国大会は8月2日(土)~4日(月)、山形県天童市で行われます。
文科杯中学将棋団体戦は3人1組でチームを組んで対局し、2勝以上を挙げた側が勝ちになります。海城からは、全国大会を目指すAクラスに中3・中2から成る2チーム、腕だめしのBクラスに中1トリオから成る1チームが出場しました。
Aクラスは、参加した27チームを5つの組に分け、それぞれの組で勝ち上がったチームが東京都代表として東日本大会に進出できる形式です。海城の2チームのうち1チームは、同組の麻布・高輪・武蔵・青稜・筑駒を立て続けに破り、みごと東日本大会進出を決めました。また、Aクラスのもう1チームも粘り強く戦い、強さを見せました。Bクラスの1チームは、分けられた組の中でみごと優勝、Aクラスに挑む力があることを証明しました。
東日本大会は7月29日(火)に東京・大手町で32チームによって行われます。そこを勝ち上がれるのはわずか2チーム。もし勝ち上がった場合は、8月8日(金)に東日本代表2校と西日本代表2校によって同じく大手町で行われる決勝大会に臨むことになります。海城チームは昨年度も東日本大会に進出しましたが、高い壁にはばまれ敗退、決勝大会には進めませんでした。今年度東日本大会に出場する3人のうち2人は昨年度も出場しましたので、期するところがあることでしょう。強敵が手ぐすね引いて待つ中で、臆することなくかつ慢心することなく、立ち向かってほしいです。(将棋部顧問)